著者について

Abílio de Lobão Soeiro Júnior本書の著者、アビリオ・デ・ロバオ・ソエイロ・ジュニアは、1951年2月22日、モザンビークの首都ロレンソ・マルケス、現在のマプト市で生を受けた。しかし、一家のルーツは東アフリカに浮かぶイボ島にあった。5歳のときに、アビリオはモザンビーク北東部に位置するポルト・アメリア(現在のペンバ)に引越し、そこで幼少時代と青年時代を過ごした。

1974年、アビリオは当時のモザンビーク国内線航空会社DETAに客室乗務員として採用される。DETAは後にLAMモザンビーク航空となる。客室乗務員として世界中を旅するかたわら、技術コースの学習も修め、1983年には客室乗務員の管理職に昇進する。39歳でLAMモザンビーク航空を退職すると、アビリオは新しいビジネスを始め、ビジネスは大成功を収めた。

アビリオは「グルーポ・ブティーク・デ・マプト」という企業グループ創業する。この企業グループは、マプト国際空港の免税店である「メイア・ルア」、同じくマプト国際空港でCIPラウンジを経営する「エクザキュボ2000」を傘下に置いている。また、最近では、モザンビークの首都における初めてのサービスとして、旅客送迎用空港バスの導入にも一役買っている。

1990年代の初め、アビリオはマプト・ロータリークラブの会員となった。この組織は国際ロータリーに属するもので、アビリオはカナダ、アメリカ合衆国、メキシコ、オーストラリア等で開催される会議に数多く出席している。

21世紀が始まる頃、アビリオはネルソン・マンデラ(マディバ)との友情を育て始める。ネルソン・マンデラは南アフリカ共和国史上初めて実施された全人種参加選挙で大統領に選ばれた伝説の人物である。アビリオとマディバそしてグラサ・マシェル夫人との交流は年月とともに深まっていき、やがて、家族のような関係になる。マディバやグラサ・マシェル夫人との親密な交流に知的にも刺激されたアビリオは大学に入学する決意をする。猛勉強の末、観光事業とマーケティングの学士号と修士号を修得する。

アビリオ・ソエイロは起業家として活動するかたわら、若い人たちとも積極的に交流している。自分の経験や考えを伝え、若い世代の人たちにも、困難を乗り越える力を養ってほしいと願っている。